スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

リンカーン産駒について考察

 ダービーも終わり例年より少し早目に函館競馬が始まった先週ですが、函館芝がなかなかバイアス効いてて予想が楽しく気が付けば夢中になってしまっていました。そんな中で1頭気になる種牡馬がいたのですが、それがリンカーンという種牡馬です。

 つらつら書いてもあれですのでまず産駒の成績を並べておきます。もう見て頂ければ一目瞭然なので。

新潟内回り
5-3-4-47
新潟外回り
2-1-2-42

京都内回り
3-2-2-58
京都外回り
0-2-4-50

阪神内回り
2-3-4-41
阪神外回り
2-3-2-54

 そうなのです小回りへの適性が高いのです。そして函館の予想中に気になっただけあって函館での数字を見てみると、

函館芝
6-3-5-40

と好成績です。平均人気は7.2人気ですが、複勝率は25.9%もあるのですから馬券的には狙わない手はないですね。
 他にも小回りの競馬場の成績を上げると、

福島
6-6-2-58
中山
8-8-8-95

 と好相性なのですが大箱の中京では

中京
1-1-1-37

と酷い成績でした。


 代表産駒を見てみると別名コマワリサンの異名を持つオマワリサンが阪神2000、新潟2200、福島1800と小回りと小回りで3勝。
 アドマイヤネアルコが小倉2600で2勝、小倉2000で1勝とこれも小回りで3勝。
 OP競走での活躍となるとデルマドゥルガーでこちらが中山1600のジュニアカップ勝利、中山1800の紫苑Sで2着、京都2000の秋華賞で6着とやはり小回りで能力を発揮しています。


 ではこの小回りへの適性はどこから来ているのか、となるとやはりボトムラインにあるグレースアドマイヤ→バレークイーンの血でしょう。バレークイーンといえば中山2000の皐月賞勝ち馬のアンライバルドの母であります。グレースアドマイヤはリンカーンの他これまた皐月賞を制したヴィクトリーの母でもあります。
 このリンカーン自身もG1勝ち鞍は無い物の、有馬記念で2着、3着が1回、宝塚記念で3着、4着と小回りへの高い適性を見せています。


 このバレークイーンの血の小回り適性は確かで、土曜日のメインレースHTB杯で母母バレークイーンのアンレールから的中させたのはそこからであります。
スポンサーサイト

ナカヤマナイトの血統(中山記念)

 ヴィクトワールピサの完勝ぶりが忘れられません。それが私にとっての中山記念。今年はナカヤマナイトが勝ち、これで重賞3勝目としました。

中山記念 1分47秒3
12.9-11.8-11.5-11.3-11.1-11.4-12.0-12.0-13.3

 逃げたシルポートがゴール寸前で交わされたレースですから、このラップはほぼシルポートの刻んだものです。開幕週で内を通れる馬に有利な馬場というのもありますが、驚異の粘りでした。気分良く走った際の逃げ馬はやはり怖いですね。
 通過順7-5-4-3と少しずつポジションを上げる走りで、きっちりと差し切るのですから柴田騎手の騎乗は評価出来ます。


 ナカヤマナイトは父ステイゴールド×母フィジーガールという血統。

 ステイゴールドは未冠の大器というニックネームが似合い、引退レースに選ばれた香港ヴァーズで初めてG1を制するというドラマチックな競走成績を残した競走馬。

 サンデーサイレンス×ゴールデンサッシュで、ゴールデンサッシュはディクタス×ダイナサッシュというサッカーボーイと同血。サッカーボーイはWorden譲りの激しい気性が全面に出ていたのでマイルを中心に活躍しましたが、血統はスタミナに溢れていて、父、母父としてステイヤーで活躍する馬を輩出しているのは有名な話です。
 サンデーサイレンスは母の血統背景に忠実な産駒を出します。ステイゴールド自身もスタミナが表現された馬でした。

 産駒の代にもそれはしっかりと伝わっていて、オルフェーヴル、ゴールドシップが有馬記念と菊花賞を制し、ドリームジャーニーも有馬記念を制しました。そしてタフな凱旋門賞で2着と健闘したナカヤマフェスタも輩出しています。

 またステイゴールドが産駒に伝える特徴として、子にも父似の小柄な馬体を伝える傾向があります。なので、非力に出てしまう可能性が高く、産駒の代ではそれを程よく避けてあげないといけません。
 産駒が大柄に出れば良いのですが、小柄に出た場合は血統的にそれを補う物が必要で、ドリームジャーニー、オルフェーヴル兄弟はノーザンテーストをクロスさせる事でパワーを表現しています。

 ナカヤマナイトも480キロ程度の馬体でそれほど恵まれてはいません。しかし、母の血統を見てみると、カコイーシーズ×マルゼンスキーとパワーに溢れる血統になっています。
 母フィジーガールはTom Foolの4×5、Nasrullahの4・5×5というクロスを持ちます。

 ナカヤマナイトはそれはせこいだろうという程にTom Fool的俊敏性、ステイゴールド的勝負根性とタフさ、Nasrullah的な柔らかさを兼ね備えている競走馬です。
 馬名からも中山記念とオールカマーを制した実績からも中山で強い印象ですが、まあ確かに数字もいいのですが、ダービー4着、東京開催の皐月賞5着、共同通信杯勝ちと東京での実績も十分にあります。

 オールラウンダーの同馬なので、どこかで一発ありそうな印象ですが、能力的にはG2の大将というイメージで、G1では少し物足りなさが残ります。それは底力の部分がさほど表現されていないからなのかもしれません。

ロードカナロアの血統(阪急杯)

 世界のロードカナロア。その実況に鳥肌がたった。それはそうか…、スプリント大国香港で行われた香港スプリントで完勝した馬なんですから。

阪急杯 1分21秒0
12.4-10.9-11.1-11.2-11.6-11.6-12.2

 前半3F34.4秒、後半3F35.4秒という後傾ラップで、阪神1400Mの後傾ラップといえばサンカルロの絶好の舞台で、案の定良い脚で追い込んで来ての4着。それに先着したロードカナロア、マジンプロスパー、オリービンの能力は素直に評価する必要があるでしょう。中でも良余力十分で抜け出したロードカナロアには「世界の」という表現は大げさでは無くてこれ以上に似合う物はないのかな、という表現です。


 ロードカナロアは父キングカメハメハ×母レディブラッサムという血統。

 キングカメハメハはKingmambo×Last Tycoonという血統のパワータイプの種牡馬。サンデーサイレンス系牝馬のバックアップもあり、日本向きのスピード、軽さを注入してやればトップクラスの馬を出せる種牡馬です。
 配合のポイントはサンデーサイレンスを持ってくるか、Last Tycoonの母父のMill Reefがナスキロ血統でそれを刺激してやるか、だと思います。
 その最たる例がローズキングダムで母はサンデーサイレンス×Mill Reef系。朝日杯FS、ジャパンカップを制して日本ダービーでも2着と活躍しました。

 ロードカナロアの母レディブラッサムはStorm Cat×Cormorant・In Realityという血統。Storm CatはStorm Bird×Secretariatという血統。レディブラッサムの母母母母Syrian SeaはSecretariatの全姉ですから、Secretariat=Syrian Seaの3×4という全姉弟クロスを持ちます。

 キングカメハメハ×レディブラッサムとなるとMill Reef≒Secretariat≒Syrian Seaの5×4・5というナスキロ血統のニアリークロスを持ちます。
 しかし、その他のスピードを注入する血に欠ける様に思うのでどちらかというとパワータイプの血統だと思います。

 ナスキロ的な柔らかさで走る馬なのか、米血的なパワーで走る馬なのか…。香港スプリントの勝ちだけを見るとパワータイプの様な気もするのですが、昨年冬の走りを見るとナスキロ的なのかな、とも。
 ただ今日の後傾ラップをモノともせず抜け出すシーンはやはりパワーを感じさせました。

 そうなるとタフな競馬の方が合うタイプだと思います。中京コースは長い直線で坂がありますのでパワーが要求されそうで、昨年3着ですがこの3連勝は一皮むけた印象もあり、人気に応える可能性は非常に高いと思います。

コパノリチャードの血統(アーリントン)

 この時期の芝1600MのアーリントンC。この先クラシック戦線を歩むか、マイル路線に歩むのかの判断にも使われるレースで、素質馬が毎年数頭づつ出てきて盛り上がるのですが、今年は1番人気に応えてコパノリチャードが制しました。

アーリントンC 1分34秒8
12.6-11.3-12.0-12.4-12.4-11.4-10.9-11.8

 開幕週の馬場で上がりの早いレースが目立ちましたが、同レースも46.5-34.1秒とそこそこ速い上がり。2番手から34.0秒で上がられては差し馬には厳しい展開です。京王杯2歳S3着、シンザン記念4着のカオスモスにたいしてこの着差ならマイル路線では十分に楽しみな存在なのかな、と。


 コパノリチャードは父ダイワメジャー×母ヒガシリンクスという血統です。

 ダイワメジャーは皐月賞、天皇賞秋、マイルCS2回、安田記念を制したマイルから2000Mで活躍した名馬です。距離が長いと不安視された有馬記念でも2年連続3着と頑張りました。
 サンデーサイレンス×スカーレットブーケ(nノーザンテースト×Crimson Satan)という血統で、ノーザンテーストらしいパワーあふれる走りをしました。
 カレンブラックヒル、エピセアローム、ダイワマッジョーレ、メイショウカドマツ、オリービン、ダローネガ、ビウイッチアスと産駒を並べてもそのパワーがしっかりと受け継がれているイメージで、中山>東京、阪神>京都というイメージは強いのではないでしょうか。
 産駒の配合的なポイントは如何に少し欠けるスピードを如何にして注入するかで、その簡単な手段がサンデーサイレンスをいじってやる事でしょう。
 実際に、出世頭のカレンブラックヒルの母は父がMr.Prospector系で、Drone≒Secretariatのナスキロ的なニアリークロスを持ちますのでスピードが十分です。これにダイワメジャーでHalo≒Droneが作用してマイラーとして完成しました。

 母ヒガシリンクスはトニービン×Caerleon・Blushin Groomという血統ですからスタミナ寄りの血統です。
 Halo≒Red Godの3×5というニアリークロスは評価出来るのですが、その他の部分にスピードを補う血が少ないのは不安なポイント。

 こうなると瞬発力で勝負をしようとしても鋭さ負けをしてしまうので、自ら競馬をつくって脚を持続的に使う展開に持ち込むしかありません。スローペースになると向かない馬で、今日は34.0で上がった事は評価出来ます。
 NHKマイルCはそんなに緩む展開にはならないでしょうから、チャンスは十分にあるでしょう。また、スタミナを感じる血統ですから皐月賞に挑戦するというのも良い選択かもしれません。

ローエングリン産駒について

 現3歳世代、4歳世代と2世代の産駒がデビューしたローエングリン。現4歳世代の出世頭が1000万で渋太い走りをしているフェスティヴタローですから種牡馬としての素質には疑問を抱いていましたが、現3世代は17頭の産駒がデビューし、そこから朝日杯FSで1,3着になるロゴタイプとゴットフリートを出しました。もともとSingspiel×カーリングという良血馬だけに種牡馬として多少の活躍はするのでは、と思っていたので、傾向程は押さえてきます。

 ローエングリンは父Singspiel×母カーリング(Garde Royale・Carvin)という血統。中山記念とマイラーズCを2勝ずつしG2を4勝程したのですが、ムーラン・ド・ロンシャン賞で2着、香港マイルと3歳時の宝塚記念3着というG1での実績もあります。

 父のSingspielは父In The Wings(Sadler's Wells×Shirley Heights)×母Glorious Songという血統。Glorious Songはダート1800MのG1を4勝した名品で、繁殖牝馬としても優秀で種牡馬として活躍したRahy、ダノンシャンティの母シャンソネット、メイセイオペラの父グランドオペラなどを輩出しています。
 そんな良血のSingspielはジャパンカップ、ヨークインターナショナルS・G1(芝2100M)、コロネイションC・G1(芝2400M)、カナダ国際S・G1(芝2400M)とG1を4勝しました。
 Sadler's Wells系ですが日本向きの柔らかさもありジャパンカップを制したのは、Grorious Songの父がHaloである点は大きいと思います。

 母カーリングもこれまた優秀な馬で仏オークス・G1(芝2100M)、ヴェルメイユ賞・G1(芝2400m)とG1を2勝しました。
 父Garde RoyaleはMill Reef×Sicambreで、母父CarvinはMarino×Fine Topですから長距離で活躍したのも頷けるスタミナを感じさせます。

 そんなSingspiel×カーリングのローエングリンですからスタミナ、勝負根性に優れた血統で、実際にフランスのG1で好走しました。


 やはり血統的に重苦しいので柔らかくしてやる必要があり、その手っ取り早いMill Reefの5×3というクロス、もしくわHaloの血をいじってやるのが産駒の成功パターンなのかな、と。

 実際にロゴタイプは母父サンデーサイレンスでHaloをいじり、ナスキロ血統のSecretariatでMill Reefをいじっています。ゴットフリートも母父サンデーサイレンスです。

 ローエングリンの兄弟に父ディープインパクトのエキストラエンド、リベルタス、父サンデーサイレンスのブレーヴハート(ダイヤモンドS・2着)、レゴラスとスタミナ色濃い馬がいます。
 マイルから2000→2400と距離が延びるのも母の血統次第では全然問題ないように思います。

 産駒の活躍で種牡馬としての需要が高まれば、サンデーサイレンス系牝馬のバックアップで結果を残しても不思議ではない種牡馬であると思います。今後が楽しみです
プロフィール

oeiblood

Author:oeiblood
 血統を主軸にした予想法を考案していく中、エルコンドルパサーの配合に魅せられ、馬券とは別に純粋に「サラブレッドの血統」に魅力を感じ始めました。
 高卒で競馬新聞社に勤めたいと志したものの、1社に断られ断念。血統予想家、または自らが考えた配合馬の出走を夢見て勉強に励んでいます。

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
Twitter-言伝呟吐-

Twitter Updates

    follow me on Twitter
    カテゴリ
    ブログの説明
    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    リンク
    FC2カウンター
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。