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3冠馬・至福の探求~トーセンソレイユ編~

 牝馬だと大物が出ない父親に、牝馬の大物が出ない母親のトーセンソレイユ。それはそれは良血馬でデビュー前から話題にはなっていたのですが、私はそれほど評価していませんでした。新馬戦→エルフィンSと連勝されるまでその才能に気が付かなかったという見る目の無さに嫌気がさしました。
 エルフィンSの相手関係を見るとそれほど褒められた走りではないのかもしれませんが、ビュンっと伸びた脚はレッドディザイアを彷彿させる走りでした。


 トーセンソレイユは父ネオユニヴァース×母ウインドインハーヘアという血統。

 ネオユニヴァースは父サンデーサイレンス×母ポインテッドパス(Kris×Shantung)という血統。母譲りのスタミナと勝負根性で重馬場のダービーを制した馬です。
 ネオユニヴァースの代表産駒を見てみると、ヴィクトワールピサ、ロジユニヴァース、アンライバルドがいて、賞金順で10頭並べるとイタリアンレッド以外の9頭が牡馬です。
 そのスタミナと勝負根性を産駒の代でも生かすには牡馬のしっかりとした馬体である必要があり、牝馬で変に柔らかく出てしまうとその良さが生きないのだと私は考えています。

 母のウインドインハーヘアはAlzao×Bustedという血統。ドイツのアラルポカル・G1(芝2400M)を制し、英オークス・G1(芝2400M)で2着の実績がありスタミナと勝負根性に富んだ血統をしています。
 サンデーサイレンスとの間にディープインパクト、ブラックタイドと2頭の活躍馬を輩出しましたが、先にも書いた通り牝馬では外れだけと言っても過言ではない成績になっています。

 そんな父と母の間に産まれたトーセンソレイユですが、レース映像を見た限りHalo≒Sir Ivorの3×4というニアリークロスが最大限に表現されているイメージを持っています。またネオユニヴァース産駒の牝馬なのですが、それもそのニアリークロスの俊敏性を後押しする柔らかさという形で上手い具合に表現されています。


 エルフィンSのラスト2F11.3-12.0というレースをスパッと差し切った脚は、正に良いところだけが噛み合っているのではないでしょうか。
 これといった強い馬と対戦しないまま大一番を迎えるローテーションという事ですので、正直厳しいレースにはなると思いますが、あの脅威の末脚が本物なら非常に楽しみな馬であります。

◎オークス
○秋華賞
○桜花賞
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3冠馬・至福の探求~コディーノ編~

 新馬→札幌2歳S→東京スポーツ杯→朝日杯FSと4連勝でクラシックへ道を歩んいたら、配合的な掴みの無さ、レースセンス抜群の走りからもフジキセキの再来と表現しようとしていたのですが、朝日杯FSでロゴタイプに敗れてしまいました。とは言っても2着で、レースセンスの良さは感じさせる走りはしていて、フジキセキタイプの競走馬であるというレースはしたのかな、と。


 コディーノは父キングカメハメハ×母ハッピーバスという血統。

 キングカメハメハはアパパネ、ローズキングダム、ルーラーシップ、ロードカナロアなどを輩出した名種牡馬で、サンデーサイレンスを持たないという血統背景から優秀な牝馬が集まるという事もあって2011年のリーディングサイアーに輝きました。Kingmambo系でパワーも伝える種牡馬で、ディープインパクトとのリーディングサイアー争いをくり広げる背景にはダート競走で地道に稼いでいるという事実があります。

 そんなキングカメハメハ産駒の配合的ポイントは日本向きのスピードを如何に表現させるかなのですが、その簡単なポイントが①サンデーサイレンスを持ってくる、②ナスキロ血統のMill Reefをいじってやる、なのです。
 その2点を完璧に表現されたのがローズキングダムで、母ローズバドは父サンデーサイレンス、母父父Mill Reefという血統で、朝日杯FS、ジャパンカップを制して日本ダービー2着という実績を残しました。

 コディーノの母ハッピーパスはサンデーサイレンス×Posse・High Topという血統で、京都牝馬S・1着、桜花賞・4着などの競走成績を残りました。
 ハッピーパスはアウトブリードで、それにキングカメハメハを持ってきても父のNorthern Dancerの4×4のクロスしか持ちません。

 キングカメハメハ産駒で母とのクロスを持たない馬といえば、先日の小倉大賞典を勝ったヒットザターゲット、コスモセンサーとミッキードリームとパワーを武器に中距離で結果を残しています。
 そのイメージで行けば朝日杯FSの好走も、札幌2歳Sの圧巻の走りも頷けます。

 キングカメハメハ産駒で私が一番好きな馬はルーラーシップで、ルーラーシップの配合的ポイントは母エアグルーヴの持つHorbeam≒パロクサイドの3×3というニアリークロスを再継続さえて6×4・4としている点だと思うのです。
 コディーノ母母父PosseもHyperion系×Nasrullah系ですので、Hornbeam≒Posseの6×3となります。このニアリークロスに注目してルーラーシップ的な東京向きのキレに注目したのですが、4戦を見たところそれは表現されていないみたいで、大箱でこそ、と東京スポーツ杯で本命を打ち見事に勝ってくれたのですが、その経緯としては正しくない予想だった様です。


 器用なレースが出来る点がポイントで強いクロスを持たないキングカメハメハ産駒という事で、望田さん的なジャッジをすれば「俊敏強化版ミッキードリーム」というのが私の評価です。
 皐月賞はそのセンスで好走すると思いますし、日本ダービーも菊花賞もスローペースが条件ですが好走する素質はあると思います。

◎皐月賞
▲日本ダービー
△菊花賞

3冠馬 至福の探求~ローブティサージュ編~

 派手さは無い物の何か魅せる強さを感じた阪神JFのローブティサージュの走りがどこか新鮮に見えたのは、サンデーサイレンスを持たない血統背景など最近のトレンドとは少しずれた血統の馬であるという点も影響があるのかな、と。

 ローブティサージュは父ウォーエンブレム×母プチノワールという血統
 ウォーエンブレムはケンタッキーダービー・G1(ダート2000M)、プリークネスS・G1(ダート1900M)、ハスケル招待H・G1(ダート1800M)とG1を3勝しました。Our Emblem×Lord At War・The Prunerという血統でダート中距離を中心に活躍したのは頷けます。
 引退後は日本で種牡馬入りしたのですが、あまり牝馬に興味を示さないという苦労があり、初年度はわずか7頭にしか種付けを行えなかったという話は有名です。

 しかし、ごくごく僅かの産駒の中からブラックエンブレムやショウナンアルバとクラシックを沸かす馬、キングスエンブレムやシビルウォーやウォータクティクスとダートでのトップクラスの馬と2000Mを中心に活躍する馬を輩出しています。

 クラシックで活躍した馬の母の血統を見てみましょう。
●ブラックエンブレム
母(ヘクタープロテクター×Vaguely Noble・Sir Ivor)
●ショウナンアルバ
母(Great Commotion×Brigadier Garand・Blakeney)
●エアパスカル
母(サンデーサイレンス×Storm Cat・Assagai Jr.)

 ローブティサージュの母プチノワールはSingspiel×Machiavellian・Bustinoという血統。母プチノワールはHaloの3×4というクロスを持っています。ローブティサージュ自身はMr.Prospectorの3×4のクロスを持ちますから、血統的には日本向きの柔らかさを持っているのかな、と。

 しかし、戦績を見て思うのが早い上がりを使えないのではないのかという疑問が。
 デビュー戦は7月と早く函館1800M。レースは前半1000Mが63.6秒というスローペースで、先行した馬が上位に来たレースでした。ローブティサージュは4角7番手から1頭だけ別次元の脚で差し切りました。洋芝、牝馬にとってこの時期の1800M、新馬という条件とはいえ、このスローペースで上がり35.8秒というのちょっと頼りない気がします。

 そしてファンタジーSと阪神JFは共にそこそこのペースで流れたレースで、瞬発力が問われなかったというのは好走の大きなポイントだと思います。

ファンタジーS
12.7-10.9-11.1-11.2-11.8-11.5-11.6
阪神JF
12.4-10.5-11.2-11.8-11.9-12.2-11.5-12.7

 展開が読めればそこそこ取り捨ては簡単なのかな、という馬で馬券はうまく付き合っていけるような気がします。一番のチャンスは桜花賞で、去年やレジネッタが勝った年の様に少し上がりがかかる展開が理想です。

◎桜花賞
▲秋華賞
△オークス

3冠馬・至福の探求~エピファネイア編~

 2012年の競馬を終えてクラシックの最有力候補といえばエピファネイアでしょう。新馬→京都2歳S→ラジオNIKKEI杯の3連勝は確かにインパクトがありました。

 エピファネイアはシンボリクリスエス×シーザリオという良血で、この3連勝のパフォーマンスは決して不思議では無く、評判通りといえば評判通りの競馬なのです。

 シンボリクリスエスはKris S.×Gold Meridian・Tri Jetという血統で、Kris S.はRoyal Charger≒Nasrullahの3×3のRobertoにPrincequilloですからナスキロ的で、Gold Meridianの父もナスキロ配合のSeattle Slewでナスキロ色の濃い配合をしています。
 ですから交配相手がナスキロ血統を持っているというのは評価できるポイントでシーザリオにはSir Gaylordが入ります。
 シンボリクリスエス産駒でクラシック戦線で活躍した馬を並べてみるとアリゼオ、アプレザンレーヴ、モンテクリスエスと全てナスキロをいじった配合をしています。

 ナスキロクロスというのは大きなトビと素軽さを注入するという事もあって、私はこの馬のベストパフォーマンスは新馬戦の京都外回りでラスト3F11.6-11.3-11.1を4角9番手から差し切った走りだと思うのです。
 ラジオNIKKEI杯の走りを見ても外をゆったりと運べた事がまず勝因だと思いますし、また案外の接戦になってしまったのは前半5Fが66.0秒というスローペースからの一気の加速が要求されたからだと思うのです。その勝てた要因も接戦になってしまった要因も正にナスキロ的なのでは、と。


 エピファネイアのクラシック路線での活躍を予想してみると一番のパフォーマンスを発揮出来るのは日本ダービーになるのではないか、と思います。福永騎手にとっても日本ダービー制覇の大きなチャンスです。やる気でしょう。
 またシーザリオはスペシャルウィーク×Sadler's Wellsという血統ですから菊花賞というのも十分に狙えるでしょう。
 皐月賞もストライドロスが発生してもお釣りがくるほど能力が抜けているのか、と考えるとそうとも言い切れない部分もあるので、外を回せる展開なら狙い目はあるのも、といったところでしょうか。

◎日本ダービー
◎菊花賞
▲皐月賞

3冠馬 至福の探究~リフトザウイングス編~

3冠馬 至福の探究~リフトザウイングス編~

 朝日杯で一番強い競馬をしたのはこの馬と再三発言してきた。その評価が正しいかは分からないが、あのレースを見た段階ではダービーが楽しみと思ったのは事実。


リフトザウイングス
父ハーツクライ×母レンドフェリーチェ

 ファーストクロップが頑張りディープインパクトに次ぐ2歳リーディングは26勝で2位と健闘した。
 産駒の成績を見るとダートでの勝ち鞍はまだ0。東京では2勝と成績が良くなく、中山で8勝と勝ち鞍を稼いでいる。基本的には小回り>大箱と捉えていいだろう。しかし、大箱でもウインバリアシオンの野路菊Sなど京都、阪神外で4勝しているので、からっきしダメという訳では無いようだ。

 ハーツクライはサンデーサイレンス×トニービン×リファールという配合で、望田さんの仰る「サンデーサイレンス×リファール×ハイインロー的スタミナの先行粘り」のタイプ。分かりやすいところでは、キャプテントゥーレやアサクサキングスやバブルガムフェローと言ったタイプ。皆、先行しての粘りに優れていて、ハーツクライも有馬記念で先行してディープインパクトを抑えたり、逃げてドバイSCを圧勝した。
 その点から考えて瞬発力が不足している傾向があるのではと思い、それが東京などのレースで影響しているように感じる。

 しかし、リフトザウイングスの母レンドフェリーチェが父コジーン×母(ボブバック×トップサイダー)という血統で、コジーンは父カロ×母父プリンスジョンという血統で、望田さんの仰る「ナスキロ血統」で、母母父サーゲイロードもまたロイヤルチャージャー≒ナスルーラで考えると「ナスキロ血統」となる。「ナスキロ血統」のクロスを持つので、ナスキロ的ストライド走法のキレが濃い血である。

 リフトザウイングスはレース映像などを見た感じでは、母側のナスキロ的な部分が表現されていると思われる。

 一瞬の脚が無いと言うのは新馬戦の敗戦から想像出来、東スポ杯2歳Sにしても朝日杯FSにしても持続的なラップでのレースでこの馬向きのラップだったと思われる。そう考えると、そのレースで2着、5着と完敗している点から能力的に足りないのではと思わせる。
 スローペースの多い最近の競馬では案外能力を出しきれなく終わるという競馬が多いかもしれない。とりあえずは、何が何でも権利のいるスプリングSでの積極的な競馬を一度見て、この馬の本質に触れたいと思う。

▲ダービー
△菊花賞
△皐月賞
プロフィール

oeiblood

Author:oeiblood
 血統を主軸にした予想法を考案していく中、エルコンドルパサーの配合に魅せられ、馬券とは別に純粋に「サラブレッドの血統」に魅力を感じ始めました。
 高卒で競馬新聞社に勤めたいと志したものの、1社に断られ断念。血統予想家、または自らが考えた配合馬の出走を夢見て勉強に励んでいます。

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